2015.04.21 Tue

ラグビー清宮監督が語る、チームを成功に導く”言葉”

ヤマハ発動機ジュビロ(ラグビー) 監督 清宮 克幸 氏

 2015年2月28日、国内ラグビーの頂点を決する「第52回日本ラグビーフットボール選手権大会」。この試合でヤマハ発動機ジュビロ(以下、ヤマハ)を就任4年目にして初優勝に導いたのが、清宮克幸監督だ。

 時に「勝負師」とも冠される清宮は、低迷に喘いでいた母校早稲田大学の監督に就任し、在任5年という短期間に「全国大学ラグビーフットボール選手権大会」優勝3回というチームを作り上げたことで、広くその名が知られるようになった。

 その清宮が今回のヤマハ優勝の意味をこう語る。

「ヤマハは業績の低迷によりリストラを行い、その一環でラグビー部も5年前に縮小を行いました。環境的にはトップリーグ(※)16チーム中もっとも恵まれていないチームでした。選手獲得も思うようにいかず、あの環境で、あのメンバーで日本一になった。そこに僕たちの優勝の意味があるんです。『やればできる!』そういうメッセージを送れるチームになりました。そこにいま一番達成感を感じています」

※国内最高峰のリーグ。正式名称はジャパンラグビートップリーグ

 それでは「トップリーグ16チーム中もっとも恵まれていない」というチームを、どのようにして優勝させることができたのか、まずは名将の足跡を振り返ってみたい。

 

名将の軌跡

 清宮がラグビーに興味を持ったのは、テレビドラマ「われら青春!」だった。あいにく中学にはラグビー部がなくサッカー部に入ったものの、高校ではラグビー部に入ろうと決めていた。

 大阪府立茨田高校に進学した清宮は、日本一のラグビー激戦区大阪で揉まれていく。… 続きを読む

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清宮 克幸(キヨミヤ カツユキ)

1967年 大阪府出身。2001年 早稲田大学ラグビー部の監督に就任。関東大学対抗戦で5年連続優勝。全国大学選手権で3度の優勝を果たす。2006年 サントリーサンゴリアスの監督に就任。マイクロソフトカップ優勝(2007-2008シーズン)をはじめ、数々の功績を残す。2011年 ヤマハ発動機ジュビロ監督。2014年度「第52回日本ラグビーフットボール選手権」優勝。

ヤマハ発動機ジュビロ(ラグビー)について
■ ホームページ

http://rugby.yamaha-motor.co.jp/

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