2014.02.04 Tue

未来を見据え人材育成をトータルに支援する“頭脳”

サイコム・ブレインズ株式会社 取締役会長 鳥居 勝幸 氏

起業後にたどり着いた、人材育成のプロフェッショナル集団という道

 マネジメント・リーダーシップ育成をはじめ、グローバル人材育成、営業人材育成、若手・中堅人材育成といった、新入社員から経営幹部までの幅広い層に対する企業の人材育成をサポートするサイコム・ブレインズ。東京・秋葉原で通学型ビジネススクールを運営するほか、企業ごとのニーズに応じてカスタマイズしたプログラムでの企業内研修事業も展開している。とりわけ昨今では海外での事業にも注力しており、シンガポールと中国に子会社を、また他のアジア各国にはパートナー会社や提携MBAスクールを持ち、現地ニーズに即したカスタマイズを施しながら人材育成をコーディネートしている。

 鳥居がサイコム・ブレインズの前身となるブレインズを設立したのは1986年のことだ。大学卒業後、富士ゼロックスを経てリクルートで企業の新卒採用の企画提案や研修などを担当した彼は、人材マネジメントを本業とすべく独立した。

「とはいえ、最初のうちは新規の事業や商業施設の立ち上げ、企業・店舗のCI(コーポレート・アイデンティティ)作成支援などいろいろなことをやりました。そうした中に、人の育成も付いてくるといった感じですね」

 やがて“なんでも屋”的になりつつある状況に危機感を抱いた鳥居は、会社が得意とする領域に事業を絞り込むことを決意する。そこで最初に特化したのが、人材育成のプログラムやテキスト、マニュアルの開発である。そうして企業や教育機関向けの研修プログラムをつくって研修会社に販売するうちに、研修会社から商品開発を委託されるようになった。

「マニュアルや研修のテキストはたくさんつくりました。あれが当社の実質的な出発点だと言っていいでしょう。会社を設立した当初は、独立して事業を起こすというよりも、好きなことをやりたい、面白いことをやりたい、という思いが先行していましたので、事業と言えるようなものではなかったかもしれませんね」

 研修プログラムをつくっていると、当然ながら講師としての依頼も来るようになる。すると次には、“講師を育成してくれ”といった要望が増えていった。その当時のスタッフは、わずか8人ほどだ。

「未熟ながらもそれぞれが分担して人材育成コンテンツの開発や講師を務めました。失敗もありましたが、大学の先生に理論を教えてもらったり、その内容を研修に取り入れたりと、我々もまたいろいろと学ばせてもらう日々でしたね」… 続きを読む

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鳥居 勝幸(トリイ カツユキ)
1955年愛媛県生まれ。西南学院大学商学部を卒業後、富士ゼロックス株式会社、株式会社リクルートでの営業部門勤務を経て、1986年ブレインズ株式会社を設立。数多くの大手、中堅企業の営業力強化を支援、業績向上に貢献した。2008年サイコム・ブレインズ株式会社代表取締役COOに就任、2010年8月より現職に就任。

サイコム・ブレインズ株式会社について
■ 事業内容国内外における研修の企画・運営・実施、ビジネススクールの運営、アセスメントの実施、ビジネスオンライン教育の企画・運営、ビジネススキル関連書籍および映像教材の出版
■ 設立年月2008年10月(株式会社サイコム・インターナショナルとブレインズ株式会社の合併による)
■ 本社所在地東京都千代田区外神田1-18-13 秋葉原ダイビル6F
■ 資本金64百万円
■ 従業員数45名
■ 業種ビジネスパーソン対象教育
■ ホームページ

http://www.cicombrains.com/index.html

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