チェンナイ~Chennai~

チェンナイのこの一年の苦労話

2017.07.10 Mon連載バックナンバー

 最近、「Baahubali 2」というインド全土で人気な映画を見に行ったのですが、ヒンディー語、テヌグ語、タミル語と3つの言語吹き替えが放映されており、チェンナイ在住の人のだれでも楽しめるようになっていました。また、その時期、映画館の約7割のスクリーンがBaahubali 2で占められていました。インド人の地元の映画への熱狂には本当に驚かされます。

 インド・チェンナイに在住のエムジです。

 私ももうチェンナイに住み始めてはや一年が経とうとしています。チェンナイに住み始めて、日本との多くの文化の違いや、環境から苦労したこと、辛いと思ったことなどたくさんありました。しかし、良いも悪いも少しずつ環境に順応し、現地人化しています。今回は、この一年間、私が経験した苦労した部分、そして、そこから成長した部分についてご紹介させて頂きます。

 

インド料理に慣れず、腹痛で目覚める毎日

 私は赴任して早々、出来るだけはやくインドという土地になれるために、できるだけインド料理を食べることを意識し、お昼はインド人スタッフと現地のレストランでご飯を食べていました。1食の値段は約60~120ルピー(100~200円)程度で、基本的に味は濃く、辛く、油っこく、量は日本で食べる約1.5 倍くらいのものが出てきます。メニューによってはおかわり自由です。個人的に味は好きだったため、抵抗なくおいしく食べていました。

 しかし、体は敏感で赴任して2カ月の間、毎日腹痛に悩まされていました。毎朝腹痛で目覚めて「あっ。朝6時半だ!」とわかるほどでした。しかし、2カ月が過ぎ去った頃には、ピタッと何を食べても腹痛にならなくなりました。また、来た当初は半分くらい残していたご飯も全部食べるのが普通になっている自分に気付きました。

 おかげでこの1年間で4キロほど体重が増えてしまいましたが、どの国に行っても食事に悩まされることはないのかなという変な自信を得ることができました。もちろん、選択肢は多いに越したことはありません!(笑)

 

手づかみで食べたほうがおいしく感じる!?

 インドのご飯の食べ方といえばスプーンやフォークなどを使わず、右手で食べるのが有名だと思います。右手は「聖なる手」で、食べ物の感触や、骨などの存在を感じながら口にするのが自然とされているからです。左手は「不浄な手」とされており、トイレでお尻を拭うための手としてされているので、食事の際には使われることはありません。

 もちろん、これまで食事をする際にお箸などを使ってきた私には、大変違和感がありました。しかし、インド人から「手で食べたほうがスプーンやフォークをつかうよりおいしい」と言われ、半信半疑で手で食べていると「確かにおいしく感じるかも!」と思うように。今となっては、インド料理を食べるときには右手で食べるのが当たり前になってしまいました。何よりも、手で食べると楽ですね(笑)

 

「ないものはない!」というあきらめが肝要

 チェンナイに来て一番つらいと思ったことは、… 続きを読む

全文(続き)を読む

続きを読むにはログインが必要です。

まだ会員でない方は、会員登録(無料)いただくと、続きが読めます。

Bizコンパス編集部 海外リポーター

Bizコンパス編集部 海外リポーター

世界各国で暮らす海外リポーターの最新生活事情をお伝えいたします。

このページの先頭へ
Bizコンパス公式Facebook Bizコンパス公式Twitter