『超高齢社会2.0』-クラウド時代の働き方革命

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出版社:平凡社(平凡社新書)、発行:2017/07、定価:780円(税別)

著者:檜山 敦
東京大学先端科学技術研究センター専任講師。1978年熊本県生まれ。東京大学工学部卒。同大学院工学系研究科博士課程修了。複合現実感、ヒューマンインタフェースを専門として、超高齢社会をICTで拡張するジェロンテクノロジーの研究に取り組んでいる。東京大学IRT研究機構特任助教、同大学院情報理工学系研究科特任講師などを経て現職。2017年4月より理化学研究所革新知能統合研究センターチームリーダーを兼務。

目次

1.シニア就労のススメ
2.シニアの日常とICT
3.モザイク型就労──ICTでシニア労働力を活かす
4.高齢者クラウドの実用化
5.未来へ向けて

ダイジェスト

高齢者が若者を支える逆転の発想による研究開発を紹介

 多くの人が認識していると思われるが、日本は世界でも類を見ない「超高齢社会」に突入している。人口ピラミッドはきれいな逆三角形になりつつあり、2016年時点ですでに生産年齢の2.2人で、2065年には1.3人で1人の高齢者を支えるという試算がなされている。

 だが、この逆三角形をひっくり返したらどうだろう。それが本書の著者による発想だ。すなわち、若者が高齢者を支えるのではなく、ボリュームゾーンとなった高齢者(シニア)層が若者を支える社会をめざしたらどうか、ということだ。

 本書では、ICT(情報通信技術)を活用しながら、シニアが生き生きと働き若者を支える社会を「超高齢社会2.0」と名づけ、現在進行中の研究開発を、2011年から日本IBMと共同で行う「高齢者の経験・知識・技能を社会の推進力とするためのICT基盤『高齢者クラウド』の研究開発」を中心に紹介。発想の転換と具体的アクションを提言している。

 

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