『「夜遊び」の経済学』-世界が注目する「ナイトタイムエコノミー」

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出版社:光文社(光文社新書)、発行:2017/06、定価:740円(税別)
著者:木曽 崇 国際カジノ研究所所長。1976年、広島県生まれ。ネバダ大学ラスベガス校ホテル経営学部卒(カジノ経営学専攻)、日本で数少ないカジノの専門研究者。2004年にエンタテインメントビジネス総合研究所に入社。主任研究員としてカジノ専門調査チームを立ち上げ、国内外の各種カジノ関連プロジェクトに携わる。11年より国際カジノ研究所を開設、所長に就任。16年12月「今年活躍したブロガー」を選出するBLOGOSアワード受賞。

目次

1.強力に「消費」を促す夜の経済
2.「世界」で成長する夜の産業
3.夜の「観光」を振興する
4.街を活性化する「深夜交通」
5.キッカケをつくる「生産性向上」と「法改正」
6.来るべき「リスク」に向けて
終.「統合型リゾート」と「カジノ」

ダイジェスト

アフターファイブの振興策を探るナイトタイムエコノミー

 日本国内における個人消費や観光消費が伸びない原因の一つに、いわゆる「アフターファイブ」の「夜の時間」の商機が活用されていないことを挙げる声がある。実は同様の問題を抱える国・地域は多く、ナイトタイムエコノミー(日が落ちてから翌朝までに行われる経済活動)の振興が世界的に意識されているようだ。しかしながら日本では「夜の商売」に「いかがわしさ」を感じる人も多く、ナイトタイムエコノミーが十分に社会的に認められていない。

 本書では、日本における夜間の外食産業やイベント・エンターテインメント(ライブハウス、劇場など)産業、社会人向けの英会話教室・ゴルフスクールといった教育産業などからなるナイトタイムエコノミーの振興策を探っている。適切な治安や環境悪化などへの対策を打ちながら、高い経済効果を得るにはどうすればいいのか、英国をはじめとする国内外の事例を紹介しながら、あるべき手法と留意点を明らかにする。

 

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