『「一見さんお断り」の勝ち残り経営 京都花街お茶屋を350年繁栄させてきた手法に学ぶ』

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出版社:ぱる出版、発行:2017/04、定価:1,500円(税別)

著者:高橋秀彰
高橋秀彰綜合会計士事務所代表。公認会計士・税理士・宅地建物取引士。1965年生まれ、愛知県出身。立命館大学理工学部卒。創業当初の資金状況の苦しい中でも「一見さんお断り経営」を貫き、公認会計士であるにもかかわらず経済合理性に反するリスクを背負った経営判断を行ったことから一目置かれる信用と実績を築く。また、京都花街のお茶屋では稀有な顧客として知られ、京都花街の不文律や裏事情にまで精通している。

目次

1.徹底的な顧客満足
2.価格競争への対応
3.馴染み客も一見さんも
4.経営者の役割
5.公認会計士・税理士的視点から見た日本的経営の魅力

ダイジェスト

京都花街が繁栄してきた理由でもあるルールの秘密を探る

 日本の伝統文化の中心地といえば京都であり、常に国内外から多くの観光客を集めている。とくに花街(かがい)の舞妓や芸妓、お茶屋でのお座敷遊びは350年続く伝統をそのままに、観光客のみならず接待を目的とする宴会などに利用されている。

 その花街のルールとして広く知られているのが「一見さんお断り」だ。花街のあるお茶屋の正規顧客になるには、既存の正規顧客の紹介がなければならない、というルールである。観光産業にあるまじき排他性としてネガティブに捉えられることも多いルールだが、それがあっても、否むしろそれがあったからこそ、京都花街は生き残り、繁栄してきたともいえる。

 本書では、そうした「一見さんお断り」や「お茶屋は街に一つ」といった一見頑なで間口を狭める不文律がお茶屋や花街の持続性・永続性の源泉になっていることに着目。一般企業の経営戦略等への応用の可能性を探っている。

 

徹底した個別対応で顧客満足を究極まで追求するお茶屋

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